企画展

みる・きく・あそぶ
「マザー・グース展」
〜月なんかひとっとび〜

平成16年7月3日(土)〜9月5日(日)

 

 


ウォルター・クレイン「The Baby's Opera」

 


マザー・グースとは、イギリス、アメリカをはじめとする英語圏の国で歌いつがれてきた童謡です。

イギリスではNursery Rhymes(ナーサリー・ライム※子供部屋の押韻詩)と呼ばれることのほうが多いようですが、日本では、北原白秋が最初に『まざあ・ぐうす』(1921[大正10]年)というタイトルで紹介し、この呼び名が親しまれています。

「ハンプティ・ダンプティ」「きらきら星」「ロンドン橋おちた」など、日本でもよく知られている以外に、千とも二千ともいう数があるといわれます。イギリスやアメリカでは映画や小説、新聞の見出しなどにマザー・グースの引用がしばしば登場し、その文化に深く根ざしています。

必ずしもメロディがついているものばかりでなく、早口言葉やなぞなぞ、遊び歌など、どれも「言葉遊び」の要素がつよいものです。そこから、ナンセンスでユニークな独特の世界がうまれました。「不思議で美しくて、おかしくて、ばかばかしくて、おもしろくて、なさけなくて、おこりたくて、わらいたくて、うたいたくなる」…北原白秋は、その魅力をこう言っています。
まさにこれはマザー・グースの魅力を的確に表しているといえるでしょう。


マザー・グースの世界やキャラクターは画家たちの想像力を刺激し、絵本にも多く描かれました。ウォルター・クレイン(1845-1915)、ケイト・グリーナウェイ(1846-1901)、ランドルフ・コルデコット(1846-1886)など、絵本の創始者たちの時代から美術的にもすぐれたマザー・グース絵本が多くうまれています。
本展は、19世紀から現代にかけてのマザー・グース絵本を紹介しながら、ふしぎなマザー・グースの世界を楽しんでいただきます。

 


展示内容
・19世紀から20世紀の代表的なマザー・グース絵本の展示
・不思議で楽しいマザー・グースの魅力を立体的なパネルで紹介
・手にして読めるマザー・グースの絵本コーナー
・マザー・グースのメロディを聞くコーナー
・マザー・グースのメロディの演奏コーナー

 

主催 高知県立文学館
 協力 NPO法人高知こどもの図書館・島多代・ミュゼ・イマジネール・木曜社・安田幸子

 




レスリー・ブルック「Ring O'roses A Nursery Rhyme Picture Book」

 


ロジャー・デュボアサン「Mother Goose」より



高知県立文学館開館時間:9時〜17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日、ただし月曜が祝日の場合はその翌日
期間中休館日:7月5・12・20・26日、8月2・9・16・23・30日

観覧料(常設展示含む) 550円

※20人以上の団体は2割引。
※身障者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳及び被爆者手帳をお持ちの方とその介護者(1名)、
高知県及び高知市長寿手帳をお持ちの方は無料です。

 

 

  =関連企画=
   (高知こどもの図書館5周年記念事業 お問い合わせ/088-820-8250)
  ↓
  高知こどもの図書館ホームページ

 ☆ギャラリートーク「マザーグースを描いた作家たち」安田幸子(絵本収集家)
  7月4日(日)・18日(日)14:00〜15:00 文学館企画展示室 ※要展覧会観覧券

 ☆講演会「センス・オブ・ナンセンス」島 多代(東京子ども図書館評議員、ミュゼ・イマジネール主宰)
  7月24日(土)14:00〜16:00 文学館ホール 参加費1000円(高知こどもの図書館会員800円)

 ☆マザーグースであそぼう! 市川みどり 文学館2階ロビー
  7月25日(日)・8月22日(日)14:00〜14:30 文学館2階ロビー ※要展覧会観覧券

 ☆コンサート「マザーグースを歌おう!」グループFAM
  8月1日(日)14:00〜15:00 文学館ホール 入場料500円

 ☆マザーグースを描こう! 織田信生(絵本作家)
  8月8日(日)13:00〜16:00 文学館ホール 材料費500円 ※要申し込み(小学生対象)

 ☆わらべうたであそぼう 岡本悦子
  8月29日(日)14:00〜14:30 文学館2階ロビー ※要展覧会観覧券