(公財)高知県文化財団埋蔵文化財センター
1.埋蔵文化財センターの概要 (1) 設立趣旨 公益財団法人高知県文化財団埋蔵文化財センターは,高知県における埋蔵文化財の調査研究及び資料の保存管理を行うと共に,埋蔵文化財愛護思想の普及啓発を図り,本県の文化振興に寄与することを目的とする。 (2)事業内容 i 埋蔵文化財の発掘調査 県内における遺跡の発掘調査を行い報告書を刊行する。 ii 埋蔵文化財の保存管理 発掘調査等による出土遺物,調査記録等の管理及び保管を行う。 iii 埋蔵文化財の研究・普及啓発 埋蔵文化財について調査研究を行うと共に,その成果をもとにした出土遺物の公開展示, 現地説明会及び展示会の開催等により,埋蔵文化財愛護思想の普及啓発を図る。 iv 埋蔵文化財に関する資料収集及び情報提供に関すること v 高知県立埋蔵文化財センターの管理・運営に関すること (3) 設立年月日 平成3年4月1日 財団法人高知県文化財団埋蔵文化財センター 設立 平成24年4月1日 公益財団法人高知県文化財団埋蔵文化財センター 移行 (4)埋蔵文化財センター所在地 高知県南国市篠原1437-1
2. 施設の概要 施設は高知県埋蔵文化財センターとして,平成3年度に開設され,平成4・5年度に国庫補助事業で整理作業・収蔵庫棟(現南館)を建設したのに続き,2度目の国庫互助事業として平成12・13年度に本館と収蔵庫の建設を行い,平成13年12月4日に落成を迎えました。この建設は,高知空港拡張整備事業等大規模開発に伴って実施した発掘調査によって出土した調査資料などの保管・管理並びに公報・普及事業について充分な機能を発揮することを目的としており,今後県民を始め多くの方々に情報提供できるものと考えています。
3. 高知県の遺跡 県内には現在2,392遺跡が確認されています。このうち1,211遺跡は昭和60年度までに周知されていた遺跡で,昭和61年度から10ヵ年計画で実施した高知県詳細遺跡分布調査によって新たに1,181ヵ所の遺跡が発見されました。発掘調査された遺跡の中で,全国的にも注目される遺物が出土した遺跡もあり,高知県の歴史解明に大きく繋がっています。