四国霊場開創1200年記念四県連携事業「空海の足音 四国へんろ展《高知編》」の
会期も残りわずかとなった9月19日午前10時、1万人目のお客様が来場されました。
1万人目となったのは香川県からお越しのご夫婦でした。藤田直義館長から記念品として
「一字一仏法華経序品(いちじいちぶつほけきょうじょぼん)」
(国宝、香川県・善通寺蔵)のレプリカの贈呈がありました。
「自分でも遍路をめぐっているので、とても嬉しい」と感想を述べられました。
この展覧会は四国四県の連携企画ですが、巡回展ではありません。各県が展示構成や出品作品を
独自に考えたものです。高知編では、重要文化財《如意輪観音半跏像》(高知県・最御崎寺蔵)をはじめ、高知県や南国市、宿毛市等の指定文化財など県内の文化財が一堂に会しています。
ご開帳の時にしか拝観できない貴重な仏像も展示されています。
ご覧になった方の多くが、予想以上の見応えだった、と満足して会場を後にされています。
残りの会期も4日あまりとなりました。ぜひご来場ください。