Vol.2 シン・いざなぎ流 ~今、そしてこれから~
県民の文化芸術活動を支援するとともに、芸術を産業・観光・地域振興に生かすことのできる人材の育成を目指す令和5年度第2回「高知県文化人材育成プログラム」を、高知県立歴史民俗資料館多目的ホール(Zoomオンラインでも配信)で開催します。
今回は、香美市物部地方に伝わる独自の文化「いざなぎ流」を長年調査研究している高知県立歴史民俗資料館の学芸員 梅野 光興氏と、幼いころからいざなぎ流の舞神楽を学び、伝承している物部いざなぎ流神楽保存会 教室長 安丸 瑶氏を講師に迎え、講演と対談形式により、「いざなぎ流」の歴史や現状、これからについて、それぞれの視点からお話しいただきます。
【日時】 令和5年9月9日(土)13:30~15:30
【場所】 高知県立歴史民俗資料館 多目的ホール(Zoomオンラインで同時配信)
【定員】 ①対面50名 ②Zoomオンライン50名
【受講料】無料
※講演終了後、展示コーナーで梅野学芸員によるいざなぎ流の展示解説を行います。
(別途観覧料470円が必要です)
【講師】
○梅野光興(高知県立歴史民俗資料館 チーフ(学芸担当))
1962年福岡県生まれ。高知大学、大阪大学で民俗学を学び、県歴民でも民俗担当。担当した企画展は「仮面の神々」「死と再生の文化」「いざなぎ流の宇宙」「あの世・妖怪・陰陽師」「鬼」など。近年は国立民族学博物館の巡回展「驚異と怪異」や、企画展「まつりの花、いのちの木」に携わった。いざなぎ流の調査は1980年代末以来。いざなぎ流の原像に関心をもっており、2012~2016年にかけては、シンポジウムや公演、ツアーなど物部でのさまざまないざなぎ流企画にも関わった。
○安丸 瑶(いざなぎ流神楽保存会 教室長)
1999年香美市物部町生まれ。保存会に参加していた母親に連れられて3才の頃から太鼓や舞神楽を習得。香美市内をはじめ、各地でのいざなぎ流公演に出演する。
地域文化としてのいざなぎ流にも関心をもち、京都先端科学大学では、歴史民俗学科を専攻し、いざなぎ流を卒論に取り上げる。
卒論「物部におけるいざなぎ流の現状」は、日本民俗学会談話会でも発表した。
現在は、いざなぎ流神楽保存会の教室長として、若い世代への伝承活動を行っており、香美市立香北中などでも舞神楽の指導にあたっている。
【対象者】
文化芸術活動をしている方、市町村や商工会の文化・地域振興担当者、地域おこし協力隊、文化事業を企図する個人・企業など。
一般の方、他県にお住いの方もご参加いただけます。
【スケジュール】
13:30-15:00 「シン・いざなぎ流 ~今、そしてこれから~」
15:00-15:05 休憩
15:05-15:30 質疑応答/意見交換
【お申し込み方法】
申込用紙・事前アンケートをダウンロードのうえ、メールまたはFAXにてご連絡ください。
※Zoomオンラインでの受講はお申込みいただいた後にミーティングURLとIDをお送りします。
WEBからのお申し込みはこちらから → 対面 Zoomオンライン
申し込み期限 令和5年9月9日(土)10時まで
【お問い合わせ先】
高知県文化財団総務部企画課
〒781-8123 高知県高知市高須353-2
TEL:088-866-8013/FAX:088-866-8008
MAIL:artscouncil@kochi-bunkazaidan.or.jp