高知県立美術館春の定期上映会でお届けするのは、台湾映画の新旋風、ウェイ・ダーション監督の2大傑作選。1作は「台湾映画の奇跡」と称されるほどの興行成績を残した長編デビュー作「海角七号 君想う、国境の南」、もう1作は、文化と信仰の衝突という視点で「霧社事件」(日本統治時代後期の台湾で起こった最大規模の抗日暴動)を描き、台湾映画史上最大の歴史大作として注目され、多くの賞を受賞した「セデック・バレ」。
どちらの作品にも「虹」や音楽、日本人キャストが登場し、戦争に翻弄され、さまざまな感情を抱きながらも生き抜いた人々が描かれています。
「台湾映画の新旋風 ウェイ・ダーション監督」
日 時 5月17日(土)、18日(日) 10:00~
会 場 高知県立美術館ホール
入場料 一日券 前売1000円/当日1200円(税込)
詳しい内容は、こちら。
1948年に高知市に生まれ、14歳の時に上京、それから50年間を東京で過ごしている山本一力さん。
今回の展覧会は、第1部「人間の魅力」、第2部「作品の魅力」、第3部「家族力とその未来」から成り、一力さんの作品の魅力や上京してから長く暮らす東京・深川への思い、そして故郷高知を思う気持ちなど、様々な魅力に触れられる展示となっています。
「山本一力の世界」-明日は味方だ-展
会期 4月26日(土)~6月22日(日)
会場 高知県立文学館
詳しい内容は、こちらまで。
県内の地域を代表する遺跡を中心に展示されている今回の企画展では、一つには地理的特色が育んだと考えられる高知県独自の特徴や個性を、またもう一方では厳しい環境の中でも古代人が活発に行動し他地域と交流をしていた形跡を見ることができます。
「考古資料からみた高知県の歴史」展
会期 4月21日(月)~6月21日(土)
会場 高知県立埋蔵文化財センター(南国市)
詳しい内容はこちらまで。
米どころとして知られ、最近ではどぶろく特区として有名な三原村には、哀しい椿姫の伝説をはじめ、20mの柱に登り芸をする猪舞(ししまい)や勇壮な太刀踊りなどの伝統文化があります。
また、今回の展示では、平成21年から高知県立大学文化学部や三原村教育委員会と協力して行ってきた調査の成果として、稲作や炭焼きの民具や新たに見出された文化財が村の歴史と文化を物語ります。
「椿姫の里・三原」展-四国最南端の村の伝説の民俗-
会期 4月26日(土)~6月15日(日)
会場 高知県立歴史民俗資料館
詳しくは、こちらまで。
本展は、高知県立美術館が誇る4万点のコレクションの中から、選りすぐりの作品を4つの展示室をすべて使って、「肖像」「愛と祈り」「詩と画の小宇宙」「戦争の痛みから」「巨大な景色」「拡張する芸術」という6つのセクションにより紹介、国や時代やジャンルという枠組みではなく、それぞれの作品の間のつながりや響き合いを感じられる内容となっています。
「高知家の宝もの国」展‐村山槐多からヨーゼフ・ボイスまで‐
会期 4月14日(月)~5月6日(火・祝)
会場 高知県立美術館
詳しくは、こちらまで。