高知県立歴史民俗資料館:ホーム > 展示と催し > 常設展のご案内
2010年4月10日に常設展示をリニューアルしました。2階には長宗我部氏について詳しく紹介する「長宗我部展示室」を新たに設け、3階総合展示室では展示資料を大幅に入れ替えて土佐の人々の歴史・文化・くらしを多角的に展示紹介しています。
長宗我部氏や国史跡・岡豊城跡に関する資料を展示しています。中央には阿波中富川合戦時の長宗我部軍の本陣を再現し、戦国時代の雰囲気を体感できます。
展示テーマ | |
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Ⅰ | 秦氏から長宗我部氏へ |
Ⅱ | 戦国大名への道 |
Ⅲ | 豊臣家への奉公 |
Ⅳ | 長宗我部氏の滅亡 |
原始・古代から現代にいたるまでの高知県の歴史と文化を考古・歴史・民俗の資料によって総合的に展示しています。
土佐藩の藩窯 尾戸(おど)焼 (3階総合展示室 近世コーナーへ2点追加展示しました。)
土佐藩2代藩主の執政、野中兼山(のなかけんざん)によって殖産興業政策が進められる中、承応(じょうおう)2(1653)年、高知城の北、尾戸(現高知市小津町)の小山に陶窯が築かれた。窯を築いたのは土佐に呼ばれた大坂高津(こうづ)の陶工、久野正伯(くのしょうはく)である。
以後、正伯の弟子、森田久右衛門(きゅうえもん)と山崎平内の両家が代々、茶器など高級品や食器を作り、尾戸焼を継承発展させた。
文政3(1820)年に能茶山(のうさやま)磁器窯が開かれ、のち藩窯も能茶山(現高知市鴨部)に移された。
展示資料
原始・古代 | 狩りに生きる旧石器時代・自然と生きた縄文時代 弥生稲作の世界 古墳の造られた時代 古代の土佐 |
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中世 | 中世の土佐 |
近世 | 藩政のはじまり 近世の産業 維新の胎動 土佐藩の藩窯 尾戸(おど)焼 |
近・現代 | 近代化と戦争 |
民俗 | まつりと祝い 死者を送る 神と妖怪 海に生きる人びと 山にくらす人びと 高度経済成長の時代 高知県のイメージ |